Essay エッセー
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13.02.24. 原風景 原点に返る場所


新聞の野口健氏のコラムを読んでいて大切な事だなぁと思った記事があったので
その内容を綴りたいと思います。

野口さんは毎年2回は、ヒマラヤに行くそうです。目的はもちろん登頂や現在社会貢献
の一環で取り組んでいる登山家が残したゴミを持ち帰る清掃登山などです。
但し、年末年始だけは別の目的があるそうです。

それは、テーマ、目的を決めずに行って、ぼうっとする時間を持つことです。

日常生活では何かに追われて、頑張っているけれど、自分がどこに向かっているのか
分からなくなってしまう。
「こういう活動をしたらスポンサーに受けがいいかな」
といった計算等々打算的な比重が高くなってくるそうです。

然し、ヒマラヤにいくと「シンプルになれる」
自分が本当にしたいことが何だったか、素直にそのことが考えれるそうです。
清掃活動や自然保護といった活動もこうした中で考えついたとの事でした。

人間は、感覚も考えもぶれる生き物です。

野口さんはこう続けます。

多くの日をテントと寝袋で過ごしているそうですが、そんな不便な生活をしていても、
日本の新幹線でグリーン車で移動が多く、自由席を利用する機会があった時には
「イスが堅い」と思ってしまうそうです。

こういう積み重ねで、人の感覚は変わっていく

ヒマラヤに行くと『ズレた感覚を修正』できる、それをやめると、何か大事なものが
ガラガラと崩れていってしまう、と野口さんは言います。

人は誰しも、自分の考え・思想・感情・哲学を持つに至った体験や経験がある
思います。それは、成功したにしろ失敗したにしろ結果はどうあれ、その結果に
たどり着く過程は往々にして、楽しかったことではなく、辛く涙したり、シンドイ
思いをしたことの方が多いのではないでしょうか?
それらのことが自分の原点となり、無意識に多くの場合に自分の行動判断の基準に
なっている
のだと思います。それはいつも自分の中に存在しているが、いつも意識
するものではありません。

然し、日常の社会・経済活動の中では、「私」という自分個人の考えや感情より、
どうしても合理的・メリットがある事や組織的・集団的な考えを優先してしまったり、
本来の素直な気持ちに反して見栄を張ったり背伸びしたり
してしますのが人間の
性なのだと思います。それは現実の世界で多く起こります。

そんな時に、自分の原点を思い返すことが出来る場所に行ってみるといい。
原点を思い返す場所で、自分の『原風景』を思い出し、自分自身を見つめ、
大切な感覚を思い起こして忘れずにいることは重要
なのではないかと思います。

正義論のジョン・ローズはこんなことを言っています。

「自分の情報が何もないときに、正義を問われた時に思ったことが
本当の正義である」


これは、個人である前に人間である、自分という個人の更に先にある「人間」、
として正義を考えた時に感じた事考えた事が本当の正義である、
としています。

逆に、千差万別の人間の中の一個人としては、次のように言えるかもしれません。

「自分にとって何が大切か、自分はどうしたいのか、を聞かれた時に、
そういった『原風景』に出会える場所に行って、考えた事、感じた事、
それが本当の答えである」


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