Essay エッセー
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12.11.17. 中国企業の特徴


中国には人口という最大の武器がある。だから、沢山のものを作っても中国国内で
消費できる。また、安い労働力があるので、中国国内の需要以上にものを作っても
海外へ輸出できる。そして、数量の規模があるから多くのサプライヤーが集まって
きて、競わせることができる。競わせて買い叩くことができる。

その状況を例えるなら、中国企業が開催する運動会で、大勢で小さな駕籠(かご)に
玉入れをするような感じで、利益という玉を小さく小さく削って、漸く10個
駕籠に入って、中国企業に持っていったら5個しか要らない!残り5個は引き取らない。
引き取って欲しいなら、もっと小さい玉(価格を安くして)にして持ってこい!
このような状況が実際の現場(特に中国大手ローカルメーカー)で起こっている
ような気がします。

人口を強みに成長を見せる中国ですが、その中国の成長を牽引する中国大手企業の
特徴
を感じたまま書いてみたいと思います。(全ての中国企業に共通するとは言えない
と思いますが)

一つ目は、計画性が無いことです。

中国では、将来の予測に基づいてフォーキャストを作成して生産するという
考え方がなく、需要や注文が来たら生産するし、こなければ生産しない、
といった、単純というか、非常に計画性に乏しい経営体質が挙げられます。

従って、その中国企業に製品を供給するサプライヤーはフォーキャストがない中、
各自の判断で材料を手配することになります。もし事前情報が何もないとしたならば、
通常毎月の材料は横並びの数字で手配することになる訳ですが、仮に、中国企業が
大幅に増産となった場合、如何に早く持ってこれるかがシェア割に大きく影響し、
間に合わなかったり、途中で納入しても少量しか使用してくれない状況になります。
逆に、大幅に減った場合は、サプライヤーが在庫過多に陥っても知らん顔で当然
サプライヤー各社が自己責任で手配したものだから引き取る義務はない、との
態度で向かってきます。

二つ目は、責任と権限が細かく別れていることです。

例えば、購買の担当者は、価格の決定権を持っている人と数量を決める人が
分かれています。また、どのサプライヤーの製品を使うか内訳を決めるのは
各工場の生産を管理する人が行っており、本部の購買担当者が決める訳では
ありません。そして、数量を決める購買担当者は、どの情報を基に数量を
決めるかというと本部の営業部隊が市場の販売数量を基に出す生産要望数量に
基づいて決めているようです。しかも、目先の数量のみしか分かっておらず、
将来の予想検討もしません。

こういった組織構造の中で自分たちの商品の全体像、つまりラインナップや
価格、何をいつ生産して実績がこれだけあるといった基本的な全体情報を
ちゃんと理解している人は殆どいない状態となっています。

三つ目は、約束は状況より下、ということです。

どういうことかというと、いくら約束をしても状況が変われば手の平を返す
ように、約束を守らないことが多々発生します。例えば、確定注文を出して
いても、要らなくなれば途中でキャンセルして引き取らないし代金も支払わ
ないといった状況が普通にあります。(注文を出す出さない云々より、使った
分だけ支払うといった状況)

たとえ書面でこれだけ発注しますと取り交わしをしても、市場の状況が変わって
必要無くなれば、平気で不要といってきます。ある本には、中国では書面という
のは、契約や約束ではなく「努力目標」の位置づけとありましたが、それは努力
や目標ではなく、場合によって単なる紙切れに過ぎない状況になります。

日本との違いに少しカルチャーショックを受けましたが、模倣品があたり前の
ように出回るような商売文化・人種気質では、上述の状況は然りと思えてきます。

別な機会に、これらの特徴に対して自分なりにどうしたらいいか処方箋を考えて
みたいと思います。

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