Essay エッセー
日々感じたこと思ったことをそこはかとなく日記に書き記して発信していきます。

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12.12.16. 人生のミッションとビジョン


先日ある企業家のコラムを見ていて『ミッション』『ビジョン』という言葉に
出会いました。

会社を経営したり、会社を企業する場合には、何の為にその事業は存在するのか
(ミッション)
、そして、将来どうなりたいのか(ビジョン)、を明確に示す必要が
あるとのことでした。それらを明確に示さなければ、資源(人・モノ・金・情報
・時間)が分散し求心力を失ったり、あらぬ方向に進み中長期的な事業継続が
難しくなるからだと思います。

一方で、自分自身の人生に於いてはどうか?

自分が生きている役割は何なのか、そして、その役割を通して自分はどうなりたいか
を(自分も含め)真剣に考えている人は少ないのではないかと思います。

それは、毎年、会社が評価の為に社員に作成させる行動計画や達成目標のような
ものではなく、企業で働くという枠組みを外して考えなければいけないものです。
そうしなければ、企業にとっての自分のあるべき姿は何なのか?といった、企業が
先に立った狭い範囲での考えに陥ってしまうからです。

つまり、自分の人生のミッションとビジョンは、自分がこれまで生き、経験して
感じた「思い」や築いてきた「価値観」に依拠して、一人の人間として考え
なくてはいけないもの
だと思います。

結果として、自分が今働く企業のミッションとビジョンと自分の人生のミッションと
ビジョンが合致していればそれは幸せなことだと思います。もし合致していなければ、
その背景は次の3パターンだと思います。
(そもそもミッションとビジョンを意識していない人は以下のケースでは対象外)

 (1)自分の人生のミッションとビジョンが明確になっていないから、
   取り敢えず、今の企業で働いている。

 (2)自分の人生のミッションとビジョンが明確になっているが、
   それを実現する為のステップとして今の企業で働いている。

 (3)自分の人生のミッションとビジョンが明確になっているが、
  今の企業で働く方が条件(お金・福利厚生等々)がよかったり、
  家庭の事情や自身の性格(変化を好まない)の為に企業で働いている。

自分の人生のミッションとビジョンを真剣に考え、答えを見つけた人が、
自分の『生きるテーマ』を見つけることができ、自分という有限の資源を
最大限に生かし切ることができる
のではないかと思います。

私自身への問いかけとして、自問自答していきたいと思います。


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12.11.17. 中国企業の特徴


中国には人口という最大の武器がある。だから、沢山のものを作っても中国国内で
消費できる。また、安い労働力があるので、中国国内の需要以上にものを作っても
海外へ輸出できる。そして、数量の規模があるから多くのサプライヤーが集まって
きて、競わせることができる。競わせて買い叩くことができる。

その状況を例えるなら、中国企業が開催する運動会で、大勢で小さな駕籠(かご)に
玉入れをするような感じで、利益という玉を小さく小さく削って、漸く10個
駕籠に入って、中国企業に持っていったら5個しか要らない!残り5個は引き取らない。
引き取って欲しいなら、もっと小さい玉(価格を安くして)にして持ってこい!
このような状況が実際の現場(特に中国大手ローカルメーカー)で起こっている
ような気がします。

人口を強みに成長を見せる中国ですが、その中国の成長を牽引する中国大手企業の
特徴
を感じたまま書いてみたいと思います。(全ての中国企業に共通するとは言えない
と思いますが)

一つ目は、計画性が無いことです。

中国では、将来の予測に基づいてフォーキャストを作成して生産するという
考え方がなく、需要や注文が来たら生産するし、こなければ生産しない、
といった、単純というか、非常に計画性に乏しい経営体質が挙げられます。

従って、その中国企業に製品を供給するサプライヤーはフォーキャストがない中、
各自の判断で材料を手配することになります。もし事前情報が何もないとしたならば、
通常毎月の材料は横並びの数字で手配することになる訳ですが、仮に、中国企業が
大幅に増産となった場合、如何に早く持ってこれるかがシェア割に大きく影響し、
間に合わなかったり、途中で納入しても少量しか使用してくれない状況になります。
逆に、大幅に減った場合は、サプライヤーが在庫過多に陥っても知らん顔で当然
サプライヤー各社が自己責任で手配したものだから引き取る義務はない、との
態度で向かってきます。

二つ目は、責任と権限が細かく別れていることです。

例えば、購買の担当者は、価格の決定権を持っている人と数量を決める人が
分かれています。また、どのサプライヤーの製品を使うか内訳を決めるのは
各工場の生産を管理する人が行っており、本部の購買担当者が決める訳では
ありません。そして、数量を決める購買担当者は、どの情報を基に数量を
決めるかというと本部の営業部隊が市場の販売数量を基に出す生産要望数量に
基づいて決めているようです。しかも、目先の数量のみしか分かっておらず、
将来の予想検討もしません。

こういった組織構造の中で自分たちの商品の全体像、つまりラインナップや
価格、何をいつ生産して実績がこれだけあるといった基本的な全体情報を
ちゃんと理解している人は殆どいない状態となっています。

三つ目は、約束は状況より下、ということです。

どういうことかというと、いくら約束をしても状況が変われば手の平を返す
ように、約束を守らないことが多々発生します。例えば、確定注文を出して
いても、要らなくなれば途中でキャンセルして引き取らないし代金も支払わ
ないといった状況が普通にあります。(注文を出す出さない云々より、使った
分だけ支払うといった状況)

たとえ書面でこれだけ発注しますと取り交わしをしても、市場の状況が変わって
必要無くなれば、平気で不要といってきます。ある本には、中国では書面という
のは、契約や約束ではなく「努力目標」の位置づけとありましたが、それは努力
や目標ではなく、場合によって単なる紙切れに過ぎない状況になります。

日本との違いに少しカルチャーショックを受けましたが、模倣品があたり前の
ように出回るような商売文化・人種気質では、上述の状況は然りと思えてきます。

別な機会に、これらの特徴に対して自分なりにどうしたらいいか処方箋を考えて
みたいと思います。

12.11.05. 日本柔道の未来 ~日本柔道が勝つための解~

嘗て日本で柔道をやっていましたので、ここ中国にきて3週間前から再開しました。
但し、10年程のブランクがあり徐々に身体を慣らしていかないと怪我をすると
感じていた矢先に、右膝をひねり暫く養成期間を設けないといけない状態に
なりました。

その出来事は、「乱取り」と呼ばれる、相手と組んで立ち技の勝負をしていた
時でした。相手はフランスの方で横に太っている訳ではありませんが、身長は
190cm近くあろうかというとても大きな方で、技がきれるというタイプでもあり
ません。しかし、外国選手特有のパワーと長身からくる手足の長さを活かして、
がっちり組んで力技で相手をスパッと投げるというより力で持っていく感じの
柔道スタイルです。

相手が大柄の選手でしたのでまともに組み合っては力で持って行かれますので
自分が有利になるような組み手で進めていると、相手は足を使って組み手を
切ってきました。この切り方もあまり日本の選手がする方法ではありません。
そして足を使って組み手を切った瞬間に右膝を横方向に足を掛けられその瞬間
「グキッ」と鳴ったのが分かりました。

もちろんブランクが長かったせいで、身体が思うように反応しなかった事も
原因の一つにあると思いますが、組み手の切り方やその瞬間に強引に技に
入ってっくることに慣れておらずあっという間の出来事でした。

さて、話は変わりまして、先日新聞を見ていたら柔道男子新監督を篠原信一監督
から井上康生監督に変更との記事を見かけました。その新聞には、先般の五輪が
男子金メダル一個に終わり、この不振の要因として「試合最多で疲弊したロンドン
の失敗」と篠原監督の方針に問題あり、としていました。

しかし、私の見方は少し違います。

確かに、過負荷が一つの要因かも知れませんが、問題の本質はそこにはなく、
一番の原因は、外国選手慣れしていないことだと思います。

日本人選手のTOPクラスの柔道家はどの国の選手にも引けを取らない抜群の運動神経
と柔軟性をもっていることは確実に言えると思います。

でも何故勝てないのか?

以前中国以外の海外で柔道を教えた際、日本では経験したことのないトレーニング
を練習前に取り入れていたり、ここ中国でも、手足のみを畳に付けて腕立てを
しながら蜘蛛のように前進する変わったトレーニングがあります。
そして、嘗て海外で柔道を教えた時の道場の監督は過去にレスリング経験者で
レスリングの要素も練習に取り入れられていました。

またここ中国では、打ち込みで自分は右利きなのに、逆に左で組んで打ち込みを
させられたり、以前、NHKで見かけたのはグルジア?選手の打ち込みが、日本には全く
ない技の練習をしていた映像が印象に残っています。

日本の監督は、幼少から柔道一筋の経歴を持つ方が多い中、海外には柔術やレスリング
やそれ以外のスポーツを経験した人が柔道を教えていたりする事が多いのではないか
と思います。そうなれば、自ずと違う武道の要素や練習メニューが入ってきますし、
身体のつくりや技の種類、タイミング等々当然日本とは違ったものになります。

そのような状況下で、例え日本人同士がTOPレベルの選手で練習しても、実際の
本番の試合で置かれたことのない状況になった時、瞬間的に手も足もでない状況に
立たされるのではないかと感じています。

柔道は考えながら行うスポーツとは違い、どちらかと言えば、日々の練習の中で
技のタイミング、相手との間合い等々感覚的に身体に染み込ませて、その状況が
来たときに瞬時に身体が動く動物的な要素が強いものだと感じています。
宮本武蔵が剣を極めることを「空」と表現したように、何も考えずに身体が
自然に動き、技を繰り出すことが出来るようになるように練習をしていかなければ
いけません。(これは何も柔道に限った事ではないと思いますが)

(厳密に言えば、理論的に相手を分析して、それに対応・対抗できるように
 自分の頭で考えながら練習し、その先には何も考えずに瞬発的に
 その状況がきたら身体が自然に動く状態を作る必要があると思いますが)

従って、これまで経験したことのある状況であれば対処は出来るのでしょうが、
上述のような練習や経験を積んだ外国人選手を相手にすると、これまでに遭遇
したことのない場面でうまく身体が反応しないのではないかと考えています。

その為、日本柔道男子が今後返り咲くには、海外に武者修行に出かけたり、
外国人選手との強化合宿を増やす等で、如何に未知の状況を減らし、如何に
慣れるか、が非常に重要になってくるのはないかと思います。

また、日本での柔道人口が減少の一途をたどる中、お家芸である日本柔道の未来の
日の丸を背負って立つ柔道家を育てるには、幼少の頃から、例えば、小・中・高と
各段階で1年程度、海外で修行できるような制度を作るべきだと考えています。
そのためには、柔道界のみならずアスリートを養成するような仕組みを文部科学省
等の政府とも一体となって考えていく必要があるのではないかと思います。

またこの事は、何も柔道に限ったことではなく、ビジネスに於いても言えること
ではないかと個人的に感じています。新興国の台頭やEMS等々の産業構造の変化で
これまでの勢力図が様変わりする中、日本国内に留まっていてはこれ以上の成長
も進歩もなく、日本が劣性に立たされていくような気がしてなりません。
産・官・学が一体となって、グローバルな視点で活躍でき、日本の未来を背負って
いける人を幼少期から育てていかなければならないと感じています。

12.09.12 経営幹部との食事


9月末で退任される経営幹部の方との夕食で印象に残った言葉。

「Why」「If」は Key Word

 「Why」を突き詰めて考えると原因が分かる。そしてそれは最後に人に行き着く。
 「If」で考えると手段を出せる。もしAなら、Bである、と言えれば、
    Bを実現する為に、Aという手段が考えることが出来る
    (例えば、「もし、車があれば、家族と遠くに旅行に行ける」
     この場合「車」という「手段」を見つける事ができる)

目的を伝える事。

 何故をそれをしないといけないのか?

先ず聞くこと。

 知りすぎているとついつい口を出してしまうが、先ず相手が何を考えているか、
 聞いて上げること、聞いてあげるとそれを何らかの形で対応してあげること
 ほっておいてはいけない。


目標は高く持つ事。

 100やろうとする場合と、10やろうとする場合では、
 やること、考えることが違ってくる



経営幹部クラスになると人前での挨拶や手紙・礼状等々話したり書いたりする機会が
多くなりますが、一方で何でもやってくれる秘書や部下でできて、自分の挨拶や礼状
を下の人に任せる人が多く日常茶飯事のように見受けられます。

そのような経営者が多い中で、この経営者の方は、自分の考えを自分の言葉で発信
していて、すごく経営者として親しみを感じていましたので、今回の交代はとても
残念です。


12.08.25. 中国の脅威 2つのSYOKU(職・食)


昨日金曜日に会社のローカルスタッフも入れて幹部での懇親会がありました。
その懇親会では、日本人と中国人にテーブルは分かれて座っていました。
日本人のテーブルは、もちろん日本語ですが、中国人幹部のテーブルも皆
日本語で会話していました。自分が所属するオフィスのグループでは中国人
スタッフは皆日本語が話せる人を雇っていて、働いていても言葉には不自由
する事が殆どなくスタッフの言語能力の高さに感心していましたが、今回は、
会社の中国人幹部クラスのレベルの高さをみて少し驚きました。
それは、日本語を何不自由なく操ることができ言語能力の高さと、同じ人種
同士でも他言語で会話をしようとする中国人と日本人の気質の違いに、驚き
だけでなく脅威すら感じました。

日本の約10倍の人口を持つ中国で、単純に比率では言えませんが、仮に
日本の大卒者数の10倍大卒者がいるとして、彼らが学生時代に日本語や
英語を修得しているならば、日本や中国以外で就職すれば、それだけ
日本人やその国の人々の職が奪われ日本の失業率は高まっていくことに
なりはしないかと不安に感じました。
事実、以前、東京や神戸の吉野家やすき家で流暢に話す中国人の姿を見て
既にその兆候が現れていることを感じた事がありました。

もう一つ脅威に感じた事は、食事をしていて、ご飯が安いことです。
あるレストランでは2元(約24円)で茶碗一杯のご飯が出てきます。
少し前にTPP締結が社会の耳目を集めていましたが、(現在TPPは
中国は関係ないと思いますが)仮に将来中国からの米の輸入関税が
撤廃になった時、日本の農家はどうなるのだろうか、と不安に感じました。
日本では大規模農業化で他国の米の価格に対抗する方法が一般的に考えられて
いますが、日本は狭く、UpDownのある地形上、どこまで大規模化できるか、
仮にある程度大規模にできたとしても、他国の価格に対抗した上で、
日本で普通に生活していけるだけの所得が、本当に確保できるのか、
疑問が残ります。

日本にいた時はTPP締結して、日本は農業も改革が必要な時期が来ている
のではないかと感じていましたが、現実を目の当たりにして、海外からの
(米だけでなく)関税が撤廃になった時に、生活が困窮し犠牲になる家庭が
多く発生するような気がします。

旧態依然のまま残すべきものとそうでなく改善や改革を行っていくべき
ものがあるのは事実で、教育や農業などは後者に属するのかもしれません。
しかしながら、手段やプロセスを間違えると、日本人の職や食が危機に
さらされ、多くの人々が路頭に迷うことになりかねません。
そうならないためいは、しっかり目的を見定めた上で、日本が発展する
取り組みをしていかなければいけないと思います。

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